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隣家や隣人がゴミ屋敷に?対策や片付け方法を徹底解説!

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自分の家を綺麗に片付けていたとしても、もし隣の家がゴミ屋敷だったら大きな影響や被害を受けてしまうことがあります。

ゴミ屋敷で発生しうる問題としては、以下の通りになります。

・悪臭や異臭

・害虫・害獣の発生

・敷地内にゴミが入る

・火災の危険性

上記のような問題を誘発するゴミ屋敷の発生件数は昨今、急増しています。

その背景としては、核家族化や単身世帯の増加、一極集中都市型社会など、さまざまな要因が重なり、特にマンションやアパートなどの集合住宅のゴミ屋敷件数が増加しています

またマンションやアパートの集合住宅は特にゴミ出しルールの複雑化していることも要因として挙げられることも多いです。

そのような複雑化したゴミ出しのルールや仕事の疲れ・仕事の多様化・複雑化、人間関係のストレスが原因で、特にマンションやアパートで生活している単身世帯者は、日常生活の掃除や片付け、掃除、ゴミ出しが出来なくなる人が年々、増えています。

また、集合住宅では高齢者も多く、特に単身で生活している高齢者の場合、体力の低下と共に日常生活で掃除やゴミ出しが身体機能・認知機能の低下と友に、徐々に困難になる方も多いです。

加えて、コロナ流行がきっかけで、ネット通販やネットスーパー、フードデリバリー等で家を外出せずに買い物ができる環境に変化したこともきっかけの1つです。その結果、マンションやアパートで生活している単身世帯は若者・高齢者のゴミ屋敷件数が爆発的に増加しています。

もし自分の隣家がゴミ屋敷になった場合、またはマンション・アパートで隣の部屋がゴミ屋敷だった場合、以下のような疑問や不安を持つ人が多いでしょう。

Aさん

ゴミ屋敷になってしまった…
強制退去させられるの?

Bさん

片付けたいけど
一人じゃどうにもできない…

Cさん

隣の部屋がゴミ屋敷で迷惑!
早く片付けてほしい!

この記事では、以上のような疑問や不安を中心に分かりやすく解説していきます。

本記事のポイント

・マンションやアパートゴミ屋敷特有の問題点と危険性

・マンションゴミ屋敷を片付けるには

・隣の部屋がゴミ屋敷の場合

目次

ゴミ屋敷になる原因

そもそもゴミ屋敷になる原因は何でしょうか?またそれらゴミ屋敷になる過程は似通っている部分があるのでしょうか?

ゴミ屋敷になってしまう方は単身で暮らしているが多く、主にゴミ屋敷になるパターンは主に以下の2つが多いです。

・長時間ゴミ屋敷(高齢者に多い)

・短時間ゴミ屋敷(若者や中高年に多い)

長時間ゴミ屋敷(高齢者に多い)

1つ目は、掃除や片付けが徐々に出来なくなって、長い時間をかけてゴミ屋敷になるパターンです。

このパターンは主に高齢者に多いです。

高齢者が時間をかけてゴミ屋敷になってしまう場合、身体機能の衰えで、掃除や片付けなどの家事が徐々に難しくなってしまう場合や、認知症などの発症による認知機能の衰えで掃除や片付けが出来なくなる場合の2パターンのどちらか、もしくは両方が原因となって、ゴミ屋敷になってしまうことが多いです。

身体機能・認知機能の衰えは掃除や片付けが出来なくなることだけではなく、排尿や排便といった排泄行為をトイレですることも難しくなってしまいます。そのため衛生環境が悪化するのも早いです。

片付けや掃除ができなくなることに加え、その他にも様々な問題が身体機能の衰え・認知機能の衰えが原因で発生し、不衛生な環境が形成され、その状況が継続してしまうことにより、ゴミ屋敷は悪化し、問題も解決しづらくなってしまいます。

また日常生活では、身体機能の衰えから外出や買い物が難しくなり、宅配サービスで購入するのが基本になってしまいます。宅配サービスの買い物は便利ですが、過剰な買い物をしてしまうことが多くなり、消費する以上の食品や日用品を過剰に購入してしまうことが、特に高齢者のゴミ屋敷では、多い傾向があります。

また買い物に関しては他にも、認知機能の衰えから、買い物の際に余分な物やすでに家にある物を忘れていて追加で購入してしまうなどをしてしまうことが考えられます。

加えて、特に高齢者の場合、脳機能の低下から偏屈になりやすく、家族や友人からのアドバイスを受け入れることが難しくなりやすいです。そのためゴミ屋敷を自分から片付けようと思うまで、ゴミ屋敷を家族や友人からゴミ屋敷を片付けるように言われても片付けを始めること自体が難しいです。

以上のことから、高齢者のゴミ屋敷は主に身体機能の衰え認知機能の衰えが原因でゆっくりと時間をかけてゴミ屋敷になりやすく、また解決しづらくなってしまうことが多いです。

もし自分の親がゴミ屋敷になってしまった場合、どうすれば良いのかについて、以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。

短時間ゴミ屋敷(若者や中高年に多い)

2つ目は、過労うつ病、統合失調症等の精神疾患が原因で、短時間でゴミ屋敷になるパターンです。

このパターンは主に若者から中高年に多いです。

原因としては、過労や長時間労働、人間関係の疲労やストレスが原因でうつ病や統合失調症等の精神疾患になり、いきなり掃除や片付け等の日常的な家事ができなくなる、不安やストレスを過剰な買い物や過食・拒食にぶつけ、ゴミや不用品が増えてしまい若者や中高年の方が短時間でゴミ屋敷になるケースでは多いです。

この場合、ゴミ屋敷になるスピードがとても早く、6カ月~1年で日常生活を送るのが困難なゴミ屋敷になってしまうことが多いです。

若者や中高年のゴミ屋敷はゴミや不用品の片付け・掃除以外にも住んでいる住人の健康状態のために病院で診察させることも大切です。

以上のことから、若者や中高年のゴミ屋敷は主に精神疾患が原因でゴミ屋敷になることが多いです。

ゴミ屋敷になってしまった方の心理状態について以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。

以上のことを踏まえた上でなぜゴミ屋敷になってしまうのかを以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。

ゴミ屋敷の危険性

特に若者や中高年のゴミ屋敷に多いパターンとして、マンションやアパートでゴミ屋敷になってしまうことが多いです

マンションやアパートでゴミ屋敷になった場合、一軒家のゴミ屋敷とは違い、どのような問題や危険性があるのかを解説します。

マンションやアパートでゴミ屋敷になった場合の問題や危険性は以下の通りです。

・ゴミや不用品が溜まりやすい

・発覚が遅れやすい

・近隣トラブルが発生しやすい

ゴミや不用品が溜まりやすい

1つ目は、ゴミや不用品が溜まりやすいことです。

マンションやアパートの場合、一軒家より部屋数が少なく、部屋が狭いのでゴミや不用品が溜まりやすく、ゴミ屋敷になってしまうのも早いです。

ゴミや不用品が溜まりやすいと、床のゴミや不用品が原因でケガや事故の発生確率も高いです。

また1Rや1Kの場合、トイレやベランダ、玄関、キッチンもすぐにゴミが溜まりやすいといった特徴があります。

ゴミや不用品が溜まりやすいということは、その分、不衛生な環境になるのも早いのでゴキブリやハエ等の害虫も発生しやすいです。ゴキブリやハエ等の害虫は病気や感染症の素となる病原体やウイルスの媒介になってしまうことが多いので、健康状態の悪化に繋がります。

またマンションやアパートの場合、生活スペースが狭く、足場が不安定になりやすく、転倒等による怪我のリスクも高いです。また家電製品のコンセント周りにゴミや不用品が多い場合、漏電で火災になるリスクも高いです。

発見が遅れる

2つ目は、一軒家に比べ、マンションやアパートの場合、周囲に発見されるのが遅れやすいということです。

一軒家の場合、庭やベランダといって敷地内にゴミや不用品が放置され、近隣から発見されやすいので、近所からの通報で判明するということはしばしばあります。

しかしマンションやアパートの場合、完全にゴミや不用品を室内に溜め込んでしまうことが多く、また近隣の方に発見されづらくなってしまいます。

そのような周囲にバレにくい、特にマンションやアパートに多いゴミ屋敷を『隠れゴミ屋敷』と言います。

『隠れゴミ屋敷』の危険性としましては、近隣に発見されづらく、ゴミや不用品が溜まりやすく、より問題が悪化、深刻化しやすいという点です。

『隠れゴミ屋敷』主に都市部のマンションやアパートに多く、近所付き合いの風習が廃れてきた昨今、急浮上してきた問題で、今も水面下で侵食している問題でもあります。

近隣トラブルが発生しやすい

3つ目は、近隣トラブルが発生しやすいという点です。

マンションやアパートは一軒家とは違い、壁一枚隔てて隣接しているのでゴミ屋敷が原因の近隣トラブルが発生しやすいです。

そのため悪臭や異臭が発生している場合、隣に漏洩がしやすく、害虫や害獣もまた臭いのように、小さな隙間さえあれば壁伝いに隣の部屋へ移動してしまいます。そのため、一軒家のゴミ屋敷より近隣への実害が発生しやすく、トラブルに発展してしまう危険性は高いです。

以上のことから、マンションやアパートのゴミ屋敷の場合、一軒家よりゴミ屋敷になりやすく、近隣トラブルになりやすいという危険性があります。加えて、大家や管理会社にゴミ屋敷であることが判明されると、ゴミや不用品の片付けを命令や勧告される場合があります。それらに応じなければ、強制退去を命じられたリ、管理会社や大家と訴訟沙汰になってしまうことも少なくありません。

ゴミ屋敷を片付けるには(マンション・アパートの場合)

マンションやアパートのゴミ屋敷の場合、一軒家と比べて部屋が少なく、狭いから片付けやすいということは基本ありません。

むしろ、マンションやアパートといった建物の特性上、一軒家より片付けの難易度が高い場合もあります。例えばマンションで高層階に部屋がある場合、エレベーターを使い長い距離を運搬しなければなりません。また、アパートの場合、エレベーターが無ければ全てのゴミや不用品を階段で運ばなければならないことが多いです。

個人や少人数でゴミ屋敷を片付けようとしても、例え1Rや1Kでも、個人で片付けるのは困難なことが多いです。

大量のゴミや不用品を片付けるためには短時間で終わることではなく、どうしても体力や時間を要してしまいます。

また、ただ捨てるだけではなく、ゴミや不用品は住んでいる地方自治体のルールに合わせて、ゴミや不用品の仕分けをしなければなりません。ゴミや不用品の仕分けが終わると、それらのゴミの属性に合わせて、処分するために運搬しなければなりません。

ゴミや不用品の運搬も同じ建物の住人に見られながらしなければならないことはストレスにもなってしまいます。

またゴミや一部の不用品は1人で運搬できたとしても、汚れている大型家具や大型家電を処分したい場合、1人で部屋から搬出することは難しく、怪我や事故のリスクが多分にあります。

以上のことを行い、部屋の中のゴミや不用品を片付けてようやく部屋の掃除に取り掛かることができます。

以上のことを個人や少人数でするのは、多くの体力や時間を要し、ほとんどの場合、途中で断念し、またゴミ屋敷に戻ってしまう、むしろ以前より、ゴミや不用品を片付けられなかった挫折感から、片付けようとする意欲が湧かなくなり、より悪化してしまい、問題が解決しづらくなってしまいます。

そのためゴミ屋敷を片付ける場合、ゴミ屋敷の片付け・掃除を専門的に行う業者に依頼することがおすすめです。

業者に依頼するメリットとしては、時間や体力を依頼者が労さず、短時間でゴミや物不用品の片付けをしてくれることです。デメリットとしては、安くない費用がかかってしまうということです。

ゴミ屋敷の片付け・掃除を業者に依頼した場合、片付け・掃除を行う作業員の為の人件費やゴミや不用品の運搬するための車両費が高額なため、最低でも10万円以上の費用が必要なことが多いです

ゴミ屋敷を業者に依頼した場合の費用について以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。

業者に依頼して、マンションやアパートの一室のゴミ屋敷を片付け、清掃するためにも、様々な手順が必要です。

今回はゴミ屋敷清掃をゴミ屋敷清掃業者に依頼した前提の手順で解説します。

ゴミ屋敷を業者に依頼するための手順は以下の通りです。

・事前の見積もりをしてもらう

・管理会社と予定のすり合わせを行う

・作業に立ち会う

事前の見積もりをしてもらう

まず初めに業者に事前の見積もりをしてもらいましょう。

ほとんどの業者は現地に赴き、事前に無料の見積もりを行い、当日に必要な作業員の数、車両数を推定します。その際、大切なことは正直に部屋の現状を見せ、伝えることです。

もし部屋のゴミや不用品を見せたくなくて、過少申告をすると、当日の作業に大きな支障を来し、最悪の場合、ゴミや物を回収しきれずに部屋に残ってしまうことがあります。その場合、追加で費用を支払い、別日に業者に代行してもらわなければならなくなります

また業者によっては、回収できない物や回収に追加で費用が必要な物、オプションサービスを要することなどがありますので、事前にそれらの情報の把握、共有が必要になります。

ゴミ屋敷の片付けを依頼する業者選びについては以下の記事をご参照ください。

管理人・管理会社と予定のすり合わせを行う

次にアパートの管理人、管理会社、オーナーに部屋の状態を伝え、作業予定や内容についてのすり合わせを行いましょう

マンションやアパートでゴミ屋敷の片付け・掃除を依頼する場合、してはいけないこととしては作業前に建物の管理人・管理会社と予定のすり合わせを行わずに、ゴミや物の搬出作業を行うことです。

特にマンションの場合、ゴミを搬出する際に必ずエレベーターや廊下等、他の住人たちが利用する共用部分やエントランスを利用しなければなりません。これらの場所を利用する際、事前に作業日や作業時間、トラックの停め位置や搬出作業をする旨等を共有しておかなければ、場合によっては当日の作業ができない、作業を中断せざるを得ない事態に発展することがあります。

また建物によってはゴミや不用品の搬出に台車を利用する場合、エレベーターや廊下を傷つけない様に養生しなければなりません。養生がどの範囲必要か、事前に把握し、その情報を業者と共有することが大切です。

作業に立ち会う

最後にゴミ屋敷の片付け・掃除をしてもらいましょう。その際、なるべく依頼者は作業の立ち会いを行うようにしましょう。

依頼者が作業の立ち合いをした方が良い理由としては、事前の見積もりをしてもらう際、回収しない物を伝えておかなければ、それら以外を処分する物として扱うので、特にゴミ屋敷の場合、作業中に残して置きたいものや処分してほしくないものが出てくることが多々あります。そのような場合に対応するためになるべく作業当日は立会いを行いましょう。

以上の手順でマンションやアパートのゴミ屋敷清掃は行われます。

隣の部屋がゴミ屋敷の場合

これまでマンションやアパートの生活している当事者の部屋がゴミ屋敷の場合の問題点について解説してきましたが、次は隣の部屋がゴミ屋敷だった場合の問題点について解説を行います。

マンションやアパートで隣の部屋がゴミ屋敷だった場合の問題点はいくつも存在します。また自分の部屋ではなく、隣の部屋がゴミ屋敷ということがいかに問題解決が難しいかを解説します。

隣の部屋がゴミ屋敷の場合、問題点は以下の通りです。

・異臭・悪臭の被害

・害虫・害獣の発生

片付けたくても片付けられない

異臭・悪臭の被害

1つ目は、異臭や悪臭の被害です。

隣の部屋がゴミ屋敷の場合、必ずゴミ屋敷の強烈な異臭や悪臭が自分の部屋やベランダ、共用廊下に漏れ出てしまいます。その場合、部屋の壁や床に臭いが染み込む、ベランダで洗濯物を乾かす場合は、衣服に臭いが染み込んでしまうことがあります。異臭や悪臭はただ不快感を催すだけではなく、体調不良やストレスの原因になり、心身に深刻なダメージを与えられることが多いです。

また悪臭や異臭の一番の問題点は、完全に防ぐことができないという点です

悪臭や異臭の被害は予防することが難しく、完全に遮断することが不可能なため、対応が難しいです。

害虫・害獣の発生

2つ目は、部屋の中にゴキブリやハエ等の害虫が発生することです。

隣の部屋がゴミ屋敷の場合、不衛生な環境が原因で、ゴキブリやハエ等の害虫が発生します。その発生した害虫がベランダや壁伝いに自分の部屋に入ってしまうことが多いです

もし害虫が入ってくると生活のストレスになることに加え、害虫は病原体やウイルスを保有していることが多いので、病気や感染症に罹患してしまうリスクもあります。また、害虫が部屋の中に住み着いてしまうと、完全に駆除するためには、害虫駆除を依頼しなければならず、無駄な出費が増えてしまうという危険性があります。

片付けたくても片付けられない

3つ目は、隣の部屋がゴミ屋敷の場合、片付けや掃除が自分の意志では出来ないということです。

自分の部屋がゴミ屋敷の場合、掃除や片付けを自分の意志で業者に依頼するなどして、対応が取れます。

しかし、マンションやアパートで隣の部屋の場合、勝手に片付け・掃除することはもちろんできません。そのため、問題の解決は隣の部屋の住人が片付けようと思わない限り、ゴミ屋敷問題は解決しないです。

そのため、隣の部屋のゴミ屋敷について、泣き寝入りしているケースが多いです。もし片付けや掃除を行うように説得しようとしても、直接話し合うことで、トラブルになってしまい、関係が拗れ、問題の解決が遠のいてしまうことが多いです。

以上のことから、マンションやアパートの隣の部屋がゴミ屋敷の場合、発生する問題を解決するのはより困難になり、トラブルに発展しやすい危険性もあります。

隣の部屋がゴミ屋敷を解決するためには

マンションやアパートで隣の部屋がゴミ屋敷の場合、様々な被害を受けてしまいます。また、片付け・掃除するのはもちろん隣の住人が主導しなければ行うことは不可能です。そのため、隣の部屋がゴミ屋敷の場合、片付け・掃除を行わない限り、多くの被害を長時間受け続けなければならない危険性があります。

ゴミ屋敷の掃除や片付けをしてほしい場合、マンションやアパートで隣の部屋の問題を解決するために、注意しなければならないことをいくつか紹介します。

・住人と直接話さない

・管理会社・管理人に連絡する

・管理組合に連絡する

住人と直接話さない

1つ目は、個人で直接、隣の部屋の住人と直接話すことはやめておきましょう。

ストレスや不満が溜まっていたとしても、直接、クレームや文句を言ってはいけません。ゴミ屋敷で生活している方と話し合おうとしても必ずヒートアップして、余計に問題が拗れる可能性が高いです。そのため、個人で話すことは絶対にしてはいけません。話をしたい場合、その部屋の住人の家族や親類、管理会社や管理人を間に挟むことで問題が拗れないようにしましょう。

管理会社・管理人に連絡する

2つ目は管理会社・管理人に連絡しましょう

先述しましたが、直接、ゴミ屋敷の住人に文句を言うことは必ずと言って良いほど問題解決に良い影響を与えません。

また隣の住人の家族や友人とコンタクトも取り辛い場合、まずは管理会社・管理人に連絡しましょう。管理会社・管理人を挟むことでトラブルになったり、話が拗れる可能性を格段に減らすことができます。また管理会社・管理人に匿名で苦情を伝えてもらったり、最悪の場合、退去勧告という形で連絡することが多いです。

トラブルを防ぐため、なるべく管理会社・管理人に伝えてもらうことが大切です。

管理組合に連絡する

3つ目は、管理会社や管理人に頼んでも説得できない場合は管理組合に連絡をしましょう

もし管理人や管理会社を通じてクレームを伝えたり、勧告を出しても、効果がなかった場合は管理組合に対応してもらいましょう。

マンションの場合、区分所有法という法律を利用して、ゴミの撤去の請求や居室使用禁止の請求をすることができます。それでも効果が無い場合、管理組合はマンションのゴミ屋敷の部屋の競売請求を要求することができます。この競売請求を求めると、ゴミ屋敷の部屋を競売にかけることができます。競売をかけ、新規入居者を見つけることができれば、ゴミ屋敷の原因となった住人を追い出すことも可能になります。

隣の部屋がゴミ屋敷の場合、最も効果的な方法は、管理会社や管理人に相談することです。以上のことを上手く活用し、ゴミ屋敷問題を解決しましょう。

まとめ

マンションやアパートでゴミ屋敷になった場合、清掃や片付けを行うのは簡単なことではありません。一軒家より狭く、ゴミや物が溜まりやすいマンションやアパートではより問題が深刻化しやすく、解決しづらくなってしまいます。また自分の部屋ではなく隣の部屋の場合、基本的には隣の住人が掃除や片付けようとしないと片付けることはできないので、自分の部屋がゴミ屋敷であることより解決困難な問題になります。

大切なことは問題を抱え込まず、外部の専門知識を持つ第三者に相談することです。

もしゴミ屋敷についてお悩みや聞きたいことがある場合、まずは無料の見積もりから依頼してみましょう。

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この記事を書いた人

年間10.000人以上に選ばれる関西最大級のエンディングカンパニー『株式会社スッキリン』に勤務。
ゴミ屋敷片付け、遺品整理、生前整理、特殊清掃の分野に豊富な知識と経験を持つ。
YouTubeチャンネル『スッキリンお片付けチャンネル』に出演。

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