MENU

粗大ゴミの不用品回収は?業者選びや費用の抑え方を徹底解説!

» 不用品回収 » 粗大ゴミの不用品回収は?業者選びや費用の抑え方を徹底解説!

衣替えや引っ越し、リフォーム等を行った場合、大量のゴミや不用品が出てしまいます。

その際、処分に困るのが粗大ゴミ(家具や家電)の処分です。

粗大ゴミの処分に関しては、様々な方法があり、以下のような疑問を持っている人が多いです。

Aさん

粗大ゴミの処分方法はどんなのがある?

Bさん

処分費用を抑えるには?

Cさん

買い取り可能な物はどんな物?

以上のような点を中心に分かりやすく解説します。

【本記事のポイント】

粗大ゴミの処分方法

費用を抑えるには

買い取り可能な物について

目次

粗大ゴミの処分方法

そもそも粗大ゴミとして分類される物としては『家庭から出る物で、一番長い辺が、金属製品で30cm以上のもの、プラスチック製品、木製品等で一番長い辺が50cm以上の物』に当たります。

以上の条件に当てはまる物は基本的に粗大ゴミに分類されます。

一番長い辺が30cm未満の金属製品は『不燃ゴミ』として収集日に出すことができ、一番長い片が50cm未満の木製品は『可燃ゴミ』、プラスチック製品は『プラスチックゴミ』として収集日に出すことができます。

上記の対応ができない物を粗大ゴミとして処分しなければなりません。

粗大ゴミの処分は以下の方法があります。

自治体に回収を依頼する

1つ目は、粗大ゴミを自治体に回収を依頼する方法です。

処分したい家具や家電等の粗大ゴミが出た場合、住んでいる自治体のホームページに処分したい不用品に必要なシールの値段が記載されているので、コンビニや郵便局、金融機関等でその値段分の収集シールを購入します。その後、住んでいる自治体に電話するかインターネットから収集の申込みを行うことで粗大ゴミの回収を依頼することができます。

他にも可燃ゴミ・不燃ゴミ等は自治体の指定ゴミ袋に入れてゴミステーションに置くことで処分することができます。

この方法のメリットとしては、最も安価に粗大ゴミの処分を行うことができます。粗大ゴミの処分費用を出来る限り抑えたいという人にはおすすめです。

対して、この方法のデメリットとしては時間がかかる・自分で回収場所まで運ばなければならないという点です。

自治体が行う不用品回収は、1月・3月・8月等の繁忙期は時期によって収集に来てもらうまで2週間以上かかってしまう場合もあります。衣替え・引っ越し・リフォーム等は時期が被ってしまう部分が多い為、不要品の回収を依頼したい場合、特に繁忙期は早めに手続きしなければなりません。。また、箪笥やクローゼット等の大型家具は自治体に回収してもらう場合、自分で家から出して回収場所まで運ばなければなりません。特に大きくて重い家財道具を部屋から運ぶ際、誤って壁や床を傷つけたり、ケガや事故が起こってしまう危険性があります。

その上、ほとんどの自治体の回収時間は8時前後なので、前日や早朝に準備しなければなりません。

また自治体の回収で対応不可な物として以下の物が挙げられます。

リサイクル家電(エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機)

パソコン

自転車やバイク

車のタイヤ

ガスボンベ

ピアノ

薬品や塗料

上記の物に関しては自治体の不用品回収で対応不可の場合が多いです。これら以外にも住んでいる各自治体で対応できない物もあるので、事前に確認しましょう。

不用品回収業者に依頼する

2つ目は不用品回収業者に依頼しましょう。

粗大ゴミ等の一人で収集所まで運搬できない不用品は不用品回収業者に依頼しましょう。

業者に依頼するメリットとしては、最も手間がかからないという点です。

不用品回収業者に依頼することで自治体が回収不可な物の回収を行うことができます。

また自治体の回収と異なり、業者が自宅に来て、短時間で搬出から処分まで行ってくれるので時間も体力も浪費しません。一軒家で建築と共に搬入した家具等は搬出できないため、その場で業者が解体を行い、搬出してくれます。そのため、不用品回収業者に依頼することで最も手間がかからず、不用品の処分を行うことができます。

デメリットとしては、自治体の回収よりも費用が掛かる、事前に不用品回収業者を調べ、費用決定のための見積もりを行う必要があります。また不用品回収業者には悪徳業者も多く、業者選びに失敗してしまった場合、無用なトラブルを招く危険性があります。

不用品については、不用品回収業者に依頼した方が最も手間がかかりません。依頼するために、必要な費用を安く抑える方法を解説します。

また引っ越しをした際、引っ越し業者が不用品回収を対応してくれる場合があります。その内容について詳細に記載した記事を以下に掲載しています。是非、ご参照ください。

不用品回収の費用を安く抑える方法

不用品回収を業者に安く依頼する方法を紹介します。

依頼する前になるべく処分

不用品回収を業者に依頼する前に、可能な限り粗大ゴミを解体する等した、処分することで費用を安く抑えることができます。不用品回収業者は処分する物の種類やで費用の大部分を決定します。そのため、不用品回収を依頼するまでにもし時間にゆとりがあるのなら、先に個人で処分できる物を処分することで費用を抑えることができます。

『相見積もり』を依頼する

不用品回収を業者に依頼する場合、事前の見積もりはなるべく『相見積もり』を依頼しましょう。

『相見積もり』とは、一社だけではなく複数の業者に事前の見積もりを依頼することです。『相見積もり』を依頼することで、依頼者が自分のニーズを探求し、業者を選択することができます。また業者側としては、一件でも多くの案件を格闘するため、一社だけの見積もりより費用を安く依頼することができます。

遺品整理の費用を安くするためには、『相見積もり』を利用することが最も簡単で利用しやすいです。

不用品の買取

不用品回収を業者に依頼する場合、買取可能な物を買い取りしてもらうことで、少しでも費用を安く抑えることができます。これが最も簡単な費用の抑え方です。

不用品の中で、主に業者が買取可能な物を紹介します。

貴金属・ブランド品

1つ目は、貴金属・ブランド品です。

ブランド物のバックや時計からマフラーや手袋といった小物まで、ネームバリューのあるブランド品の多くは、多少状態が悪くても、買取を行っている業者が多いです。

貴金属に関しても、同様に高額な買取になることが多いです

骨董品・美術品

2つ目は、骨董品・美術品です。

茶碗や花瓶、皿等の骨董品の買取を行っている業者も多いです。また、茶道具等の茶器は意外と高額な買取になりやすいので、なるべく処分ではなく、業者が買取可能ならばなるべく利用しましょう。

美術品では、絵画や掛け軸、仏像等の置物が買取可能なことが多いです。しかし、美術品はレプリカや模造品も多く、買取ができない場合も多いです。

3つ目はです。

酒は基本的に未開封の物でしか買取できないことが多いです。お酒の中でも、洋酒や日本酒は買取可能な物が多いです。特に贈答用のお酒を開封せずに保管している物は処分するより積極的に買取してもらいましょう。また一部の酒の場合、開封後の中身の無い空きビンも買取可能なものがおおいです。

コレクション品・嗜好品

4つ目はコレクション品・嗜好品です。

コレクション品・嗜好品とは、主にミニカーやCD、葉巻、レトロゲーム等が買取可能な物が多いです。

そのような品物の中では、マニアや嗜好家たちの間で高額で取引される物がありますので、価値が分からない物はとりあえず処分しないことをおすすめします。

家具・家電

5つ目は、家具・家電です。

主に不用品回収を行う業者が買取が可能な家具の特徴としては、傷が少なく、状態が綺麗という特徴があります。

家電の場合、年式が新しい(発売年から5年以内)場合、買取可能な物が多いです。

以上の物が主に不用品の中で買取可能な物です。不用品で買取可能な物がある場合、積極的に買取を行うことで不用品回収の費用を安く抑えることができます。

加えて、買取を利用して費用をより安く抑えたい場合、手間にはなりますが、買取だけは別の方法で行うこともおすすめです。

不用品の買取について

不用品の買取は主に3種類あります。

リサイクルショップ

1つ目はリサイクルショップを利用することです。

リサイクルショップは最も気軽に利用できる不用品を買取してもらう方法の一つです。リサイクルショップは全国津々浦々にありますので、手軽に利用することができます。

また多くの場合、その場ですぐに現金化できるのも利点の一つです。

しかし、リサイクルショップは広範囲に手広く品物を取り扱っているので、リサイクルショップ側が専門性の高いマニアックな物に関しては比較的、低価格で買い取られることも多いです。

フリマアプリ

2つ目はフリマアプリを利用することです。

フリマアプリの利点は買い手と売り手が間に業者を挟まず、直で売買するため、運営会社が徴収する手数料以外で中間マージンが取られず、リサイクルショップで売るよりも、高額化しやすいという点です。

しかし、売り手が商品の出品や購入者とやり取りしなければならず、加えて梱包や発送等も全てしなければならないので手間がかかるという点もあります。また購入者とトラブルになってしまった場合は自分で対応をしなければなりません。

専門業者・専門店

3つ目は専門業者・専門店に依頼することです。

特に趣味のコレクション品は専門業者・専門店に買取をしてもらうことで、希少性が高く需要がある物は高値で買取をしてもらえることが多いです。また専門業者はその分野に専門性の高い知識があるため、他の買取業態より安心して買取を依頼することができます。

しかし、専門業者に買取を依頼する場合、近場に自分の売りたい物の専門性の高い店舗が無かったり、郵送で買取を行っている専門業者は時間がかかってしまうのですぐに買取してもらえないことが多いです。

以上の3つが引っ越し業者の買い取りや不用品回収業者の買い取りよりも比較的、高値で買い取りしてもらう方法になります。

不用品の買取についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

これまで粗大ゴミ等の不用品の回収を安く業者に依頼する方法について、解説してまいりましたが、費用だけを重視していると悪徳業者に騙される危険性があります。

悪徳業者とトラブル

もし悪徳業者に不用品回収を依頼してしまった場合、起こり得ることについて解説します。

不用品回収を行う業者の全てが優良な業者だという訳ではありません。どのような業界にも必ず一定数、悪徳業者は存在します。

特に不用品の回収を行っている業者の中で、費用が安いという理由だけで業者を選んでしまうと悪徳業者に依頼してしまう危険性が高まります。また年々、悪徳業者とのトラブル事例は増加しています

もし悪徳業者に廃品回収を依頼してしまった場合、起こり得るトラブルについて解説します。

高額な費用を請求される

悪徳業者に依頼してしまうと、高額な費用を請求されることが多いです。

不用品回収の費用が安いことを理由にその業者に依頼したつもりが、業者から高額な費用を請求されたというトラブルが不用品回収においては多いです。

そのような業者の場合、実際に依頼すると作業途中や作業終了後に「ここからの作業は有料」「お金を払うまで帰らない」と泣く泣く費用を支払ってしまうパターンです。わざわざ業者を呼んだのに、お金がかかるからと断るのは気まずい、脅されたり暴力を振るわれるかもしれないという不安が重なり、「お金で事が済むのなら」と支払ってしまうという事例が後を絶ちません。

強引な契約を結ばされる

悪徳業者は強引に契約を結ぼうとします。

悪徳業者の多くは連絡があった場合、連絡した依頼者の不安を煽る言葉を巧みに使う・怒鳴り声をあげる・契約するまで連絡を止めない・勝手に家に訪問する・今しか無料で契約できないと煽る等を行います。悪徳業者の営業で不安になったり、家に訪問されて早く帰ってほしい依頼者は正常な判断ができなくなり、その悪徳業者と契約を結んでしまいます。結果として、高額な費用を請求されることに

盗難の危険

悪徳業者は不用品回収の作業中に、回収予定に無い物やタンス預金や貴金属等を依頼者に無断で持っていくことが多いです。

また特に質の悪い悪徳業者は初めから、貴重品や現金の盗難目当てで不用品回収を行っている場合もあります。

不当な買取

不用品回収業者の中には、不用品の買取サービスを行っていることがあります。

しかし、悪徳業者は不当な買取を行っていることが多いです。

傷がついている等の言いがかりをつけて、買取金額を下げる、または無料で引き取ろうとしてくる等、強引な交渉を行おうとする業者も少なくありません。

不法投棄

不用品回収業者の多くは回収した不用品やゴミをリサイクルするか各自治体のルールに則って、処分します。

しかし悪徳業者の多くはルールに則った処分をせず、山や空き地等の他人の土地に不法投棄をすることが多いです。

もし悪徳業者に依頼した場合、処分したゴミや不用品の中に依頼者の個人情報が分かる物が入っていた場合、依頼者が不法投棄で民事や刑事罰を受けるかもしれません。

作業が粗雑

不用品回収業者の多くは部屋から大型の家電や家具を搬出する際、壁や床に傷をつけない様に注意し、誤って個人情報を含む物や依頼者が残してほしい物を捨てないように丁寧な作業を心掛けています。

しかし、悪徳業者の場合、作業が粗雑で壁や床を傷つけたり、箪笥等の回収でも中身を確認せずに持って行ってしまうことが多いです。もちろんそのような悪徳業者は床や壁が傷ついても補償をしようとせず、そのような業者に依頼したために無駄な修理費を支払わなければならないことになってしまいます。

キャンセルに応じない

悪徳業者はキャンセルに応じない場合が多いです。

もし急用や体調不良で、不用品回収をキャンセルしようと思っても、キャンセルできないと突っぱねられてしまったり、高額なキャンセル料を請求する等のケースが発生します。

このケースに関しては業者も巧妙に考えており、記録となる書面を一切残さないことで「証拠がない」として依頼者に応じないようにおこなっています。

以上が悪徳業者に依頼した場合、起こり得るトラブルについてです。

悪徳業者の見破り方

上記で悪徳業者に依頼してしまった場合、起こり得るトラブルについて解説しました。

そのようなトラブルに巻き込まれない様に不用品回収の悪徳業者の見破り方について解説します。

書面を作らない

悪徳業者の多くは書面を作成しないことが多いです。

書面を残さないことで、口頭の契約を理由に業者側が容易に金額を変更しやすくなってしまいます。事前の見積もり時に書面を作成しない業者については悪徳業者の可能性が高いので、依頼はなるべくしないようにしましょう。

インターネット上に情報が無い

悪徳業者の多くはインターネット上に情報が無いことが多いです。

また業者のホームページがあったとしても料金が不明瞭だったり、業者の住所や連絡先等の会社情報がないことが多いです。そのためホームページがあれば安心ではないので、注意が必要です。

以上の点を事前に確認することで、悪徳業者に依頼するリスクを減らすことができます。

更に悪徳業者について詳しく記載した記事を以下に掲載しています。是非、ご参照ください。

優良業者の選び方

優良業者に依頼するために必要なポイントを紹介します。

クチコミを確認する

優良業者に依頼するためには業者のクチコミを確認することがポイントです

クチコミは主に過去にその業者に依頼した人が書いているので、GoogleマップやSNSのクチコミを確認することでその業者の実態が分かるので、優良業者を見つけたい方はなるべく依頼する前に確認しておきましょう。

しかし、ネットのクチコミではサクラを依頼している業者も多いので、クチコミでさらに重視すべきポイントとしては、詳しいレビューの内容や実際に作業を行っている様子の写真が載っている業者の方がより信頼性が高いです。

丁寧な見積もり

優良業者は丁寧な見積もり、分かりやすく詳細な見積書を作成してくれます。

遺品整理は必ず現場の見積もりが必要です。また優良な業者は事前の見積もりを行う際、費用について丁寧な説明、買い取りできる物の有無、追加請求があるのか等、分かりやすい説明を行ってくれます。

また繰り返しになりますが、なるべく見積もりは必ず一社のみではなく、複数の業者に依頼することが大切です。

遺品整理に関する資格

断捨離を業者に依頼する際、『古物商許可』や『一般廃棄物収集運搬業』の許可を持っている業者に依頼しましょう。

上記の認可・資格を持っている業者はきちんとしたフローを構築していますので、安心して依頼することができます。

以上の点を確認することで、安全安心な優良業者に依頼するためには大切です。

まとめ

引っ越しや衣替え、リフォーム等で出てきた粗大ゴミを処分する方法について詳しく解説してまいりました。粗大ゴミの処分を最も安く依頼する方法としては、自治体の不用品回収を依頼することです。しかし自治体の不用品回収は自分で粗大ゴミを出さなければならず、引っ越しシーズンや年末は繁忙期で依頼しても、回収してもらうまで時間がかかってしまうこともあります。

そのため、粗大ゴミは不用品回収業者に依頼することがおすすめです。不用品回収業者に依頼することで最も手間がかからず処分することができますが、決して安くない費用が必要になります。

そのため不用品回収を安く依頼するために買取を利用することがおすすめです。

粗大ゴミの不用品回収にお悩みな方はまず無料の見積もりからご依頼ください。

投稿記事一覧

投稿




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年間10.000人以上に選ばれる関西最大級のエンディングカンパニー『株式会社スッキリン』に勤務。
ゴミ屋敷片付け、遺品整理、生前整理、特殊清掃の分野に豊富な知識と経験を持つ。
YouTubeチャンネル『スッキリンお片付けチャンネル』に出演。

コメント

コメントする

目次