昨今、孤独死や孤立死の数はコロナ以降、ますます歯止めがかからず、増加の一途を辿っています。
今年度、警視庁から発表されたデータによると、今年の1月~3月に亡くなった一人暮らしの人が全国で計2万1716人(暫定値)と確認され、うち約1万7000人が65歳以上の後期高齢者だということも分かりました。
そして、このような社会情勢も相まって、注目されているのが遺品整理です。
しかし、一言で遺品整理と言っても、良くわからないことが多いです。
そのため、遺品整理は多くの場合、遺品整理業者に依頼されることが多いです。
しかし、遺品整理や遺品整理業者について以下のような疑問や不安を抱えている方が多いです。

遺品整理って何をしなければいけないの?



遺品整理業者に依頼すると費用がどれぐらいかかるの?



遺品整理業者って何を基準に選べば良いの?
そこで本記事では、遺品整理の費用や遺品整理業者の選び方等、遺品整理について分かりやすく解説します。
【本記事のポイント】
・遺品整理でやるべきこと
・遺品整理の費用を安く抑える方法
・遺品整理業者の選び方も紹介
遺品整理とは


「そもそも遺品整理って何?」という疑問を持つ方に遺品整理について簡単に解説します。
遺品整理とは故人が生活していた住居に残された遺書や通帳、生前集めていた骨董品や美術品等の貴重品や日用雑貨の片付け、仕分け、処分する作業のことを言います。
例えば、一昔前まで家族や身内が亡くなった後、遺品整理をその故人の家族や親戚が行うことが一般的でしたが、多世代が同居し生活を送っていたのが多数派だった時と比べ、核家族化が進み、単身世帯が暮らしている層が増えてきた昨今、遺品整理を行うのが難しくなってきたため、遺品整理を遺品整理業者に依頼するというケースも増えてきています。
なぜ遺品整理をしなければいけないのか?
遺品整理をしなければならない理由は主に3つあります。
1つ目は、残すべきものを把握するためです。
遺品整理で残すべき物は主に7種類あります。
残すべきものは以下の通りです。
- 鍵
- 印鑑
- 通帳
- スマートフォン
- 売却できそうな貴重品(貴金属、美術品、ブランド品等)
- 土地の権利書等の契約書類等
- 有価証券や保険証券等
上記のものは基本的に処分をしてはいけません。例えば、契約書類等を処分してしまうと、後々、トラブルになる可能性があります。また、故人が賃貸に住んでいる場合はできるだけ早く故人の賃貸契約を不動産会社と解約手続きをしなければなりません。
そして、最近では『デジタル遺品』という新たに遺品整理で行わないといけない作業として注目されています。
『デジタル遺品』とは、スマートフォンやパソコンを通してインターネット上に残った履歴やアカウントデータのことを指します。
それらのデータはスマートフォンやパソコン自体を処分しても消えることはありません。
つまり、インターネット上にはそれらのデータが残り続けてしまうことになります。
例えば、『デジタル遺品』としてトラブルに発展しやすい代表的な物として、ネット銀行のアカウントや株式、仮想通貨の取引アカウント等が挙げられます。
それらのインターネット上に残ったデータはなるべく早く消去しなければなりません。また、故人が生前にサブスクサービス等の定額支払いサービスの契約をしていた場合、死後、契約解除を行わず、支払いが滞納され続けると遺族に延滞分を含めた料金等が請求される場合もあります。
そのような問題が発生しない様に、スマートフォンやパソコンでどのようなサービスと契約しているか情報整理しておくべきでしょう。
2つ目は、処分するものを明確にすることです。
基本的に故人が生前、処分しなかった物に関しては相続した遺族が管理しなければなりません。その管理している物の中から生活雑貨・日用品から住んでいた住宅を含め、その中から処分する物を仕分けます。そして早めに処分等を行わなければ、中には所有するだけで税金が発生し、遺族に支払い義務が生じることも考えられます。不要な物はなるべく早めの処分を行うことが大切です。
3つ目は、残された遺族の気持ちの整理の為です。遺品整理は体力的にも精神的にもつらい作業です。しかし、遺品整理を行うこと、また、遺品整理業者に依頼して行うことで自身の気持ちを整理し、また新たにより良い人生を踏み出すきっかけになります。
遺品整理はいつまでにしなければならないのか?
遺品整理は基本、いつまでにしなければならないという期限は決められておりませんが、その中でもいくつか遺品整理を始めるのにおすすめな時期が3つあります。
1つ目のタイミングは、葬儀が終わった後、葬儀が行われた翌週です。
このタイミングで遺品整理を始めるメリットとしては葬儀を行うときに、遠方に住む家族や親戚が参加している場合、普段会って話すのが難しい方とも遺品整理について話し合うことができることです。普段あまり会えない近親者と遺品整理や相続の話をすることで物事を円滑に進めることができます。
2つ目は、故人の年金や保険関連の手続きが一段落した時期です。
基本、人が亡くなった際はその故人の遺族が加入していた国民年金、厚生年金、健康保険、介護保険等は資格紛失届の提出や保険証の返却手続きが必要です。これらの手続きは亡くなってから10日から2週間が期限である場合が多く、急を要する場合もあります。これらの手続きが終えた後、直近で故人について直接しなければいけないことがなくなるため遺品整理を始めるタイミングにする方も多いです。
3つ目は、四十九日法要が終わったタイミングです。
遺品整理を始めるタイミングで一番多いのは四十九日法要が終わってからが多いです。法要では家族、親戚が再び集まるので、遺品整理について話し合うことが可能です。葬儀より状況や心境が落ち着いている場合が多く、円滑に話し合うことが可能です。
様々なタイミングを説明しましたが、一番大切なのは遺品整理を行う遺族や相続人が始めやすいタイミングで始めることです。ただし、故人の相続を含めた各種手続きは期限があるのでその点は注意しなければいけません。
遺品整理を始めるタイミングに関しては以下の記事に詳しくまとめています。是非、ご参照ください。


遺品整理をしないと…
法的に、遺品整理については故人の相続人に片付け義務が発生します。
その理由は、故人が所有していた物は死後、相続人に所有権が移るからです。相続人は相続放棄をしない限り、遺品整理をする義務が発生し、それを放棄することはできません。もし仮に、故人の家族、親戚を含め全員が相続放棄をした場合、相続財産管理人が遺品整理を行います。
相続財産管理人とは、故人に相続人がいない場合や相続人全員が相続放棄をして相続人が居なくなった場合、相続財産を管理、清算し、最終的に残った財産を国庫に帰属させる職務を担う人です。相続財産管理人に故人の遺産を引き渡すと相続放棄をした相続人は遺品整理をしなくてもよくなります。
遺品整理の費用について
遺品整理についておおまかに説明しましたが、ここからは遺品整理を遺品整理業者に依頼する場合にかかる費用、作業時間について解説します。
遺品整理にかかる費用はどのように決まるのか
遺品整理にかかる費用の相場は作業員一人当たりの人件費が10000円〜30000円以上と幅があります。もし遺品整理業者に依頼すると、遺品整理にかかる費用の大部分は人件費と車両費が占めています。
人件費と車両費の大部分は部屋の広さ、部屋数、処分する物量、住環境で決まります。
部屋の広さ、部屋数によって遺品整理業者から派遣される作業員の人数が変わります。作業人数が多くなると、その分、人件費は高額になります。また、遺品整理で処分する物量が多いと、車両数も増やさなければならないので、車両費は高額になります。
以下に例示するのは、遺品整理の費用相場と実際に遺品整理業者が行った作業とその費用を写真を交えて解説します。
その他にも、リサイクル家電や消火器、金庫等の処分は追加費用が発生します。
また、住環境が悪い(エレベーター無しの3階以上のアパートやマンションの作業、部屋からトラックまでの運搬路が長い、部屋が汚い等)と人件費が高額になることもあります。遺品整理にかかる費用は依頼する部屋の状況によって変化します。
もし遺品整理の費用を少しでも安く抑えたいとお考えの方は以下の記事に詳しくまとめています。是非、ご参照ください。


遺品整理の作業時間
遺品整理の作業時間も遺品整理の費用と同様の条件で決まることが多いです。
1K・1Rの遺品整理だと部屋数も1部屋で部屋の面積も狭く、相対的に物量も少ないので1〜2時間で終わる場合が多いです。逆に一軒家全ての遺品整理だと1日で終わらず、何日かに分けて作業する場合もあります。作業時間も費用と同様に作業現場の形態によって変化します。
遺品整理費用相場


間取り | 相場料金 | 作業人数 | 作業時間 |
---|---|---|---|
1R・1K | 40000~70000円 | 1~2名 | 1~3時間 |
1DK・2K | 80000円~100000円 | 2~3名 | 2~5時間 |
1LDK・2DK | 100000円~160000円 | 3~4名 | 4~6時間 |
2LDK・3DK | 170000円~220000円 | 4~8名 | 6~10時間 |
3LDK・4DK | 230000円~300000円 | 5~10名 | 8~12時間 |
4LDK・5DK~ | 300000円~ | 8名~ | 10時間~ |
一軒家(3L)の場合


間取り:3L
作業人数:5名
作業時価:6~7時間
料金:265750円
一軒家の仕分け、処分作業を中心とした遺品整理です。業者は必要、不要と一つ一つ丁寧に仕分け作業を行い、依頼者に残したい物を確認しながら作業になるので、遺品整理は長時間作業が多いです。一軒家で物が多い場合、短時間で終わらしたい場合、作業人数が必要なので人件費が高騰しやすい傾向にあります。
マンション(2L)の場合


間取り:2L
作業人数:3人
作業時間:3~4時間
料金:126000円
マンションやアパートで作業の場合、部屋数が少なく、物が少ないと作業人数を最小限に減らすことができ、車両数も一台で済むことから費用は高額化しない傾向にあります。また、ある程度、依頼者が仕分け作業を行っていた場合、より費用を安く抑えることが可能になります。
アパート(1L)の場合


間取り:1L
作業人数:3人
作業時間:4~5時間
料金:115000円
アパートでエレベーターの無い4階以上の場合、作業人件費が高額になることがあります。また、作業環境が悪い、例えば、現場からトラックまで運び出す距離が長い、4階以上でエレベーターが無いマンションやアパート等は費用が高額になることが多いです。
もし衛生環境が悪いゴミ屋敷の場合、ゴミ屋敷の清掃・片付けの費用が必要になることがあります。ゴミ屋敷についての費用は以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。


また遺品整理は作業する現場によって部屋の大きさが同じでも処分や仕分けをしなければならない物量が異なる場合は、一概に部屋の広さや部屋数が同じでも費用そのものがまったく同じという訳ではありませんので、費用例は参考程度で捉えることが大切です。
遺品整理の作業内容
遺品整理を依頼した場合、遺品整理業者の作業内容はおおまかに2つに分けられます。
仕分け作業
1つ目は仕分け作業です。
仕分け作業とは、遺族から依頼された故人の遺品の中から処分する物と保管するものを分けることです。
基本的には食品や生活雑貨等の日用品から家具家電、通帳や印鑑、カギや書類等、故人が生活していた空間の中にある物全てを遺族や相続人の要求に合わせて、必要か不要かで仕分けてくれます。
処分作業
2つ目は処分作業です。
処分作業とは、仕分け作業で出た不用品を処分することです。
遺品整理業者はその地域のゴミ出しのルールやリサイクル法を把握しているため、適切な方法で不要品を処分してくれます。また、処分するのが個人で難しい大型家具やリサイクル家電、処分方法が分からない物もオプション料金を支払えば、追加で処分してくれます。
その他にも、家や部屋のリフォームや解体作業を行う業者、部屋の中を入居した時と近い状態にハウスクリーニングしてくれる業者、畳や網戸の張替え等も行う業者もあります。
遺品整理の費用を安く抑える方法
遺品整理を依頼した場合、基本的には高額な費用が発生します。しかし、その費用を安く抑える方法もいくつか存在します。
一つ目は、できる限り不要になった処分品を自分たちで捨てることです。
業者は処分する不用品の物量が多ければ多いほど、遺品整理の費用は増え、減れば減るほど、遺品整理の費用は抑えることができます。
依頼する前にできるかぎり不用品を処分する方法で、一番格安な方法は自治体が運営する廃棄物処理施設に直接不用品を持ち込むことです。衣類や布団等の運搬が難しく無い物を少しずつ捨てることで遺品整理にかかる費用を少しでも抑えることができます。
2つ目は、不用品の買取です。
ほとんどの遺品整理業者は処分する不用品の中で貴金属や貴重品、年式の新しい家電やきれいな家具の買取を行っています。遺品整理を行う際は不用品の買取をしてもらうことで遺品整理の費用を安く抑えることが可能です。
不用品の買い取りについては以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。


3つ目は、複数の業者に『相見積もり』をとることです。
『相見積もり』とは、一つの業者に見積もりをしてもらうことでは無く、複数の業者に見積もりをしてもらうことです。相見積もりをすることにより、一つの業者ではなく、複数の業者の中から自分に合う業者を選択することができます。その際、なるべく安い費用で受け持ってもらえる業者に依頼することで費用を安く抑えることが可能になります。
以上のことを上手く利用することで、遺品整理の費用を安く抑えることも可能になります。
遺品整理業者の選び方


遺品整理について、費用について等の説明をしてきましたが、次は遺品整理業者の選び方についてです。現在、遺品整理業者は全国に20000社以上存在しています。その中のほとんどは優良な企業ですが、一部にはトラブルに巻き込まれる可能性が高い悪質な企業もあります。そのような企業に依頼し、トラブルに発展しない様に見分け方も含め、説明します。
遺品整理は個人で可能なのか
そもそも遺品整理を遺品整理業者に頼む前提で、説明してきましたが、遺品整理を遺品整理業者に依頼せず、行うことは可能なのかだけ説明します。
結論を言えば、可能ですが、とても大変です。
遺品整理を個人で行う場合、遺品の仕分けから処分まで全て行わなければなりません。
仕分けの際は、ほかの親族とトラブルにならない様に注意もしなければなりません。遺品整理は肉体的にも精神的にも疲れる作業です。また、個人の場合、遺品整理業者が一日で終わらせる作業が一週間以上かかることが多いです。。そのような点から遺品整理を個人で行うことはあまりおすすめしていません。
遺品整理は業者に依頼すべき?
先ほど、説明したことを踏まえると、個人で行わず、遺品整理は業者に依頼すべきです。依頼することで、安くない費用はかかりますが、その分、短い時間で遺品整理を完了してくれます。また遺品整理をすることは体力、時間、両方に少なくない負担がかかるので、業者に依頼することで負担の軽減にもなります。
遺品整理を業者に頼む際、気を付けるべきことは
遺品整理を業者に頼む際、いくつか気を付けるべきこともあります。
一つ目は、依頼する遺品整理業者に遺品整理についての資格保有者がいるか確認することです。
遺品整理業界には一般社団法人遺品整理士認定協会という業界団体があり、その団体では資格認定試験を実施しています。
基本的な資格としては遺品整理士、遺品査定士、遺品整理指導士、管理遺品整理士、特定遺品整理士、遺品供養士があり、それらの資格を持って働いている方を豊富な基礎知識を持ち、法令を遵守する優秀な資格保有者と認定しています。遺品整理を依頼する際には、こうした資格を持った従業員が働いている業者か確認をしましょう。
2つ目は、必ず事前に見積もりをしてもらうことです。
遺品整理業者のホームページを確認するとほとんどの業者は遺品整理作業の料金表を掲載しています。しかし、その料金表の多くは概算や平均を伝えるだけで、依頼しようと思う現場まったく同じ料金ではありません。
そのため、遺品整理業者の多くは依頼があれば現地で見積もりを行います。
現地で見積もりを行わなければ現場作業に対する正確な料金を算出することができません。依頼者側の都合以外で現地で見積もりを行わない業者には依頼してはいけません。実際に見積もりに来てもらった時は、必要なものと不要なものを必ず伝え、間違えて回収されないように注意しましょう。
3つ目は、追加料金が発生しないか確認することです。
事前に現地で見積もりを行い、正確で明瞭な見積書を作成する遺品整理業者は、追加料金が発生することはほとんどありません。あらかじめ現地を確認し、処分する物を正確に把握し、依頼者とコミュニケーションを円滑にとっていると適切な見積もりができます。見積もりを行っていない業者等は、後々、追加料金が発生する可能性は低いです。
遺品整理業者に頼むメリット、デメリット
遺品整理業者に頼む際も、もちろんメリット、デメリットが存在します。
遺品整理業者に頼む一番のメリットは遺族が遺品整理をしなくても良いことです。遺品整理は体力的にも精神的にも疲れる作業で、故人との想い出の詰まった遺品を整理することは辛い作業でもあり、また慣れない仕分け、処分といった大変な作業が長時間かかってしまいます。そのような作業を遺品整理業者は代行して短時間で完了してくれます。
対してデメリットですが、高額な費用がかかってしまうことです。
遺品整理を代行してもらう場合、必ず高額な費用が必要になります。加えて、故人に思い入れが強い場合、遺品整理を業者にされたくないという気持ちの方は一定数いらっしゃいます。そのような方の場合、遺品整理をしてもらうことが億劫な気持ちになってしまうことが多いです。
悪徳整理業者を見破るためには


多く存在する遺品整理業者も全てが安全で優良な業者とは限りません。中には、回収した物を不法投棄したり、作業終了後、高額な追加料金を請求する悪徳業者もあります。そのような悪質な遺品整理業者を見破るための方法がいくつか存在します。
1つ目は会社の所在地やホームページが不明であったり、費用についての明確な記載や説明がない場合、悪徳業者の可能性が高いです。
そのような悪徳業者は直接、家を訪問してからの強引な勧誘であったり、街中をトラックで自社の宣伝をしながら走行していることが多いです。ほとんどの業者はインターネット上に会社の所在地やホームページを掲載し、自社の宣伝を集客のために行っています。
2つ目は遺品整理作業の立ち会いを不自然に拒むことです。
作業の立ち合いを拒む業者は作業が雑であったり、そもそも優良な業者は作業の立ち合いを拒むことはまずありません。遺品整理作業の立ち会いを不自然に拒んでくる業者の場合、本来、回収してほしくないものを回収されたり、通帳や印鑑、権利書等を依頼者に確認せず、破棄したりする危険性があり、トラブルに発展する可能性があります。また作業中に貴金属や貴重品、現金を盗難されたりする場合も考えられます。
3つ目は、費用が安すぎると悪徳業者の可能性が高いです。
競合他社に比べ、大幅に費用が安すぎると、作業終了後、高額な追加料金を請求されたり、作業そのものが雑でトラブルになる可能性が高いです、また最悪の場合、費用だけを先に受け取って回収作業をしない等も考えられます。
以上の点を踏まえ、業者選びに注意して損はありません。
遺品整理の悪徳業者に関しては以下の記事で詳しくまとめています。是非、ご参照ください。


信頼できる遺品整理業者を見つけるコツ
では悪質な業者ではない信頼できる優良な業者とはどのように見つければ良いかを解説します。
まず前提条件として、安心して依頼できる業者は認可業者です。
認可業者とは市区町村からゴミを処分することができる許可をもらっている業者のことです。ほとんどの優良な遺品整理業者は市区町村から作業で出てきた不用品の処分のために許可をもらっています。
悪徳業者のほとんどは無認可であることから、必ず依頼するなら認可業者に依頼してください。
加えて、事前の見積もりを頼んだ際、その時の見積書の記載や料金体系が明確な業者を選んだほうが良いです.。他にも、Googleの口コミやインターネット上のレビューなども意識して調べてみると良いでしょう。また、キャンセルする際のキャンセル料について等の記載も調べておきましょう。必ず複数の業者の料金や口コミを比較しながら、依頼する業者を見つけましょう。
まとめ
親族や身内が亡くなり、遺品整理を行うことは一生のうちでもそう多くはありません。そして、遺品整理はいざ自分がするとなると分からないことがあったり、戸惑ってしまうのは当たり前のことです。遺品整理は故人の資産の把握や遺品の仕分けや処分も大切ですが、残された遺族の気持ちの整理が何よりも大切です。例えば、遺品整理を行うことで、改めて故人との繋がりを感じ、より前向きに人生を送れる一助になることがあります。
もし、遺品整理について悩んでいたり、分からないことがあったらまずは無料のお見積りから依頼してみましょう。


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